偏ってる映画日記

主に映画、ごく稀に本についての感想を自由に書いています。

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

1994年制作のアメリカ映画。

アン・ライス原作小説の映画化。

 

 この映画は何がすごいって、トム・クルーズブラッド・ピットが主演であること。こんなキャラの濃い二人が出ていて面白くないわけはない。

 物語は、自称ヴァンパイアであるというルイ(ブラッド・ピット)が、若手ライターのダニエルに身の上話を語るといった形式で進む。ルイは、どこからともなく現れたヴァンパイアのレスタト(トム・クルーズ)に血を吸われたことにより人間からヴァンパイアへと変身してしまう。ヴァンパイアは人の血を吸って生存しているので、必然的に自分が生きるためには殺人をし続けなければならない。しかし、レスタトと違って人としての心を失っていないルイは殺人をすることに強い抵抗があり、日々苦悩と罪悪感の中で生きることになる。

そして、時が経つにつれ表面上はうまくいっていたレスタトとルイの関係は次第にずれていき・・・・

 

 といった内容だが、まあ、ただの物語であってメッセージ性は特に見当たらない。しかし物語として単純に面白いし、何より映像が美しい。ルイはヴァンパイアになったことで不死身なので、現代の時点で200歳という設定。貴族がアロンジュのようなカツラ被ってパーティしてたような時代のアメリカやヨーロッパの雰囲気も美しく再現していて映像だけで楽しめる。

 また、トム・クルーズが役柄に非常にマッチしていて素晴らしい。私のトムのイメージはどっちかというと快活なアメリカ人で、ミッションインポッシブルに出てくるトムなので、これは意外だった。線の細い貴族っぽい王子様風になっているのである。金髪の長髪も似合うし、怪しくて妖艶なヴァンパイアの感じを見事に表現している。

 レスタトが瀕死状態から蘇ってきた時のあのホラーな感じも見事だった。なかなか恐怖感を味わわせてもらった。

 対して、ブラピに関しては、正直そんなに似合っていなかったと思う。かっこいいけどサル顔系だから、若干違和感はあった。どうしても王子様て感じではない。サラリーマンかワイルド系の役の方が似合う。でもキャラ濃いので許す。

 

 終盤のオチは意外だった。暗い終わり方でもなく、明るく陽気で、嫌な気分無く観終えることができる。私はバッドエンドが嫌いなのでこんなところも好感が持てた。なんかレスタトってさっぱりしてるしなんやかんやイイ奴じゃね?って思える。

 

 20年以上経った今観ても古さを感じさせない美しくかっこいい映画である。

 

 ちなみに、昔の映画って良い映画多いよね、と思う。なぜかわからないが、お金のかけ方とか違うのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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