偏ってる映画日記

主に映画、ごく稀に本についての感想を自由に書いています。

映画『ショーシャンクの空に』

主演はティム・ロビンスモーガン・フリーマン

1994年頃のアメリカ映画。スティーブン・キング原作。

 

 主人公のアンディは若くして大銀行の副頭取となったやり手の銀行員だったが、冤罪で終身刑になり、ショーシャンク刑務所に収監される。服役先では、凶暴な囚人達や冷酷な刑務官が待ち受けていたが、毅然と真っ直ぐに生き続ける様が描かれている。

 

 非常に有名な作品なので名前は知っていたが、なぜかそんなに興味が湧かなかったので観たことがなかった。

 

この作品にはいくつか印象的な、考えさせられる点を見つけたので書いてみる。

 

1、どんな状況下でも希望を持ち続けることの大切さ

 これはこの作品の一番のメッセージだろうと思う。

 アンディは愛する妻から不倫され、離婚を迫られる苦しみの上にその妻を殺され、挙げ句の果てに妻殺しの罪を着せられ終身刑に処せられるという不遇に見舞われ、約20年もの間囚人生活を送り続けたにもかかわらず、自分を見失うことなく、希望を持ち続けた。それは、一見どうにもならないような、皆がすぐに諦めてしまうような、刑務所の中の殺伐とした環境を変化させたことに表れている。(例えば、囚人達に課せられた仕事の後のビールを出してもらったり、汚く、蔵書も少ない図書室を綺麗にして蔵書を増やす為に、予算を割り当てるように州議員に手紙を週一で6年間送り続け、予算を獲得したこと、まともに読み書きもできないような囚人仲間に教育を施し、高校卒業資格試験に合格させたこと)

 そして、終盤のもう二度と刑務所からは出られないのではないかと思われる残酷な仕打ちに遭っても、希望を捨てなかったことで、最終的にアンディは自由を手にする。

 

2、釈放された後の囚人達の社会復帰の難しさ

 何十年も囚人生活をしていた人達が一般社会に適応するのは簡単ではない。この映画では、自殺という形で表現されているが、実際に、この生きづらさから再犯するという事件もたまに起きている。罪を犯したものが悪い、知ったこっちゃないと言ってしまえばそれまでだが、我々は法治国家に生きており、法に則って刑罰を受け終えている者をそれ以上に攻撃したり、人権を無視してもいいわけではない。

 

3、できる営業マンの姿勢

 1に書いたことにも繋がるが、主人公が元銀行員という設定からか、粘り強く交渉することや、一度無視されたくらいでは諦めないという姿勢は仕事をする上で見習うべきところだと感じた。目標達成や数字をあげるのには、元の頭の良さ以上に、この、「目標設定(希望を持つ)→諦めずに行動し続ける」ことが重要。

 

 難解で重すぎるストーリーというわけでもなく、素直に面白いと思える作品だった。

 どんな状況や環境に在っても、その中から楽しみを見つけ、そして未来に希望を見つけ、叶える努力をすることの大切さを教えてくれる。

 観終えた後はなんだか、自分の人生に希望を持って、頑張って生きようと思える、本当に良い映画だった。おすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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